F1の世界選手権は毎年世界各国で開催され盛り上がりを見せていますが、その中のひとつにドイツグランプリがあります。東西ドイツが統一される以前は西ドイツグランプリとも言われていました。F1のレースは一国一開催が原則とされていますが、ドイツでは、ドイツグランプリの他にもヨーロッパグランプリやルクセンブルクグランプリなども別に開催されています。そんなドイツグランプリはサーキットが開設された当初は全長12キロメートル以上と非常に長いコースでしたが、今では改修によって4.5キロメートル程になっています。そんな、ドイツグランプリを間近で観戦してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。そんなF1のドイツグランプリを観戦する魅力や、間近でレースを楽しむための方法などについて紹介します。
レースを直接現地で観戦するメリット
F1を自宅のテレビで楽しむのもいいですが、直接現地で観戦するのも魅力的です。何よりも最高速度が時速約325キロメートルにもなるレースを間近で見ることができるのは迫力間違いなしと言えます。また、ホームストレートエンドからの第一コーナーは、接触が多発することでも有名で、レースのスタート直後からマシンがどのように走行していくのか目が離せない展開となっています。それから、高速が必要とされる箇所の他にも、コースの終盤など、低速で攻略していくポイントやブレーキングポイントもあるので、エンジニアの腕も試されるレースになっています。ドイツグランプリが行われるサーキットは、ホッケンハイムリンクと呼ばれ、ドイツ語で黒い森とも言われています。その名の通り、森林地帯にサーキット場があります。
観戦ツアーに参加するために旅行会社を探そう
F1のドイツグランプリを実際に観戦するためには、事前に自分で航空機のチケットやレースチケットを手に入れて現地に向かうこともできますが、海外経験の少ない方には難しいかもしれません。そんな方には、F1を観戦するためのツアーを企画している旅行会社があるので、そこからツアーに参加してドイツグランプリを観戦する方法もあります。価格も20万円前後で、航空機代やチケット代、ホテル代などが含まれます。ツアー内容によっては、希望する観戦の席を手配してもらえるので、比較的長い時間マシンを見ることができる場所や、ピットイン作業が見られるスタンドなど好みに合わせて選ぶことができます。タイムスケジュールによっては、レースの他にも観光を楽しむことができるのでこの機会に一度検討してみるのも良いでしょう。